メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

 先生が1日8時間を超えて働かざるを得ない場合、その分を、忙しくない時期に休めばいい。

 教員の働き方改革として、先の国会で導入が決まった変形労働時間制とよく似ている。半世紀前の昭和40年ごろにも、当時の文部省は「変形8時間労働制」を導入しようとしていたのだ。

 超過勤務手当を求める日教組の活動を封じ込め、教職員の勤務を労働基準法の対象から外す狙いがあったという。その経緯は1974年に出版された岩波新書「ある高校教師の戦後史」にある。

 著者は終戦直後から島根県の高校で歴史の先生を務めた藤原治。県立高校の校長だったが、国の方針に反対を唱えた。教員は結局、補習授業やクラブ活動を放り出せず、労働時間を超えてずっと無償で働くことになる、と。

この記事は有料記事です。

残り577文字(全文895文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 全国の小中高校を休校 新型肺炎で首相要請 3月2日から春休みまで

  2. IOCパウンド委員 東京オリンピック「1年延期」に言及 新型肺炎

  3. 北海道の休校要請、共働き家庭を直撃 学童保育・クラブも閉鎖

  4. 東京マラソン「大規模イベントに当たらない」 日本陸連、予定通り開催

  5. 児童体罰で懲戒の小学校教諭 自宅待機処分中にFB投稿 ツーリング・グルメ満喫

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです