1984年に京都で結成され、ジャンルの枠にとらわれない表現で国内外で高い評価を受けてきたアーティスト集団「ダムタイプ」が3月、18年ぶりの新作パフォーマンスを発表する。タイトルは「2020」。今月8日にロームシアター京都(京都市左京区)で行われた初の通し稽古(げいこ)では、リーダーを置かずにプロジェクトごとに変化するメンバーで集団創作に取り組んできたダムタイプの“今”と、現代社会に対する問題意識が浮かび上がった。
舞台中央に開けられた巨大な四角い穴。振り子のように揺れる照明。暗闇の縁で踊る女性パフォーマー。時に美しく、時にユーモラスな断片が積み重ねられていく。パフォーマーの叫びやスクリーンに投影される文字は、言葉や声、コミュニケーションへの関心を感じさせた。
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