野菜行商の歴史、後世に 「担ぎ台」保存活用へ 7台「貴重な民具」 JR成田線湖北駅 /千葉

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湖北駅に残された担ぎ台。今は乗客の荷物の置き場所として利用されている=千葉県我孫子市で
湖北駅に残された担ぎ台。今は乗客の荷物の置き場所として利用されている=千葉県我孫子市で

 JR成田線湖北駅(我孫子市中里)ホームにある、かつて盛んだった東京への野菜行商を支えた「担ぎ台」(行商台)が、歴史史料として活用されることになった。駅の改良工事に伴い7台すべて撤去される予定だったが、市が保存を要望。JR東日本千葉支社は3台をそのまま残し、4台を市や鉄道博物館(さいたま市)などに引き取ってもらうことにした。2台を受け取った我孫子市はイベントで展示するなどして野菜行商の歴史を後世に伝えることにしている。【橋本利昭】

 担ぎ台と呼ばれる台は鉄製で幅33センチ、高さ67センチ、長さ3メートル。設置された時期は不明だが、かつて数十キロの野菜を担いでいた行商の女性たちが列車が到着するまでの間、荷物を背負ったまま一休みできるよう設置された。腰掛けるには高すぎ、今はほとんどの乗客は担ぎ台と知らずに荷物置きなどとして利用している。

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