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へしこ

今年の農業トレンド /福井

 2020年が始まった。我々農家の関心ごとは、今年の農産物のトレンドである。業界紙によると、今年の農産物販売のキーワードとして、トレンドの1位は物流だという。昨年の消費税値上がりに乗じて、宅配便の値上がりがあったが、今後も人材不足が慢性化している物流は、じりじりと値を上げてくるのは間違いない。遠く離れた大消費地に活路を見いだす田舎の農業にとって、物流コストは死活問題だ。流通コストを下げるべく、産地の生産は拡大していくだろうが、福井のように野菜生産後進県は、今以上に取り残されるかもしれない。

 トレンドの2位は安全安心である。昨年はTPP(環太平洋パートナーシップ協定)を代表にグローバルな貿易協定が結ばれた年だった。海外からの輸入も増え、自給率は下落の一途である。スーパーにはまだまだ国産野菜が並ぶが、既に外食や中食では価格や量を確保するため海外産を多く使用するようになっている。その反動としての安全安心ということだろう。ただ、国産だから安全という考えは通用しない時代になりつつある。生産基…

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