- Twitter
- Facebook
- はてなブックマーク
- メール
- リンク
- 印刷

斉藤実(さいとう・みのる)さん(58)
東京五輪・パラリンピックをひかえ、警備のエキスパートとして重責を担う。「大変光栄だが身の引き締まる思い。都民や国民の期待に応えたい」
警察キャリアとして九州・沖縄サミットやサッカー・ワールドカップなど大規模警備で指揮を重ねてきた。東日本大震災では警察庁警備課長として現地に入り、被災者に寄り添う警察官の姿を見た。「強さと優しさが、警察の原点だと改めて思った」と振り返る。
印象に残るのは、文民警察官が1992年にカンボジアに派遣された国連平和維持活動(PKO)だ。警察庁人事課で文民警察官の採用や後方支援に携わった。現地に2週間ほど滞在し、危険な任務が続く隊員と同じ宿舎に泊まって語り合った。
この記事は有料記事です。
残り363文字(全文679文字)