ロヒンギャ虐殺防止、ミャンマー政府に「あらゆる対策」を 国際司法裁が命じる

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ミャンマー国境を流れるナフ川を渡ってバングラデシュに避難するロヒンギャの家族=バングラデシュのコックスバザールで2017年9月5日、AP
ミャンマー国境を流れるナフ川を渡ってバングラデシュに避難するロヒンギャの家族=バングラデシュのコックスバザールで2017年9月5日、AP

 ミャンマー西部ラカイン州の少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」の迫害を巡り、オランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)は23日、ミャンマー政府に対し、ジェノサイド(大量虐殺)につながる行為を防ぐ「あらゆる対策」をとり、4カ月以内の報告を命じる仮保全措置を決定した。ミャンマー政府に対する国際社会の非難は一層強まりそうだ。

 イスラム圏の57カ国・地域が加盟するイスラム協力機構(OIC)を代表して提訴した西アフリカ・ガンビアの訴えを認めた形だ。ガンビアは2017年からのミャンマー政府によるロヒンギャ掃討作戦が、大量虐殺を国際法上の犯罪とする国連の「ジェノサイド条約」違反にあたると主張し、「残虐な行為」を即時に止めるための手続きを命じるよう求めていた。

 今回は…

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