海なし長野県 実は昔からサバ缶王国 みそ汁にまで投入

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サバ缶とネマガリダケのみそ汁を缶詰にしたサバタケ=長野県山ノ内町佐野の道の駅「北信州やまのうち」で2020年1月12日、原奈摘撮影
サバ缶とネマガリダケのみそ汁を缶詰にしたサバタケ=長野県山ノ内町佐野の道の駅「北信州やまのうち」で2020年1月12日、原奈摘撮影

 「海なし県」で魚にありつく方法の一つ、缶詰。総務省の家計調査によると、長野市は1世帯当たりの魚介類の缶詰消費量が全国の県庁所在市と政令市の中で実に10年以上、4位以内に食い込む。長野で忘れてはいけない魚といえば「サバ缶」だ。生のサバとはまた違う魅力に迫った。

旬のタケと一緒に「サバタケ」に

 山ノ内町の道の駅「北信州やまのうち」の店頭には、北信地域の初夏の定番ネマガリダケとサバを合わせたみそ汁を缶詰にした「サバタケ」が並ぶ。「観光客の方は、初めて見て驚く方もいますよ」と店長の湯本富佐司さん(61)は笑う。

 地元の味を県外でも食べてほしいと2011年に製造・販売を始め、今や年間7000個以上を売り上げる人気商品になった。サバは当然、一度水煮にしたもの。味の面でもコストの面でも、生のサバを使おうとは全く考えなかったという。

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