上野原市訴訟 控訴審 住民側が逆転敗訴 市長の「裁量権逸脱」認めず 東京高裁 /山梨

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判決後に記者会見をする原告の渡辺敦雄さん(中央)=東京・霞が関の司法記者クラブで
判決後に記者会見をする原告の渡辺敦雄さん(中央)=東京・霞が関の司法記者クラブで

 上野原市が前市長らから適正価格を大幅に上回る金額で土地を購入したのは違法として、住民が市を相手取り、江口英雄市長に5050万円を返還させるように求めた住民訴訟の控訴審判決が23日、東京高裁であった。白石史子裁判長は「市長に裁量権の逸脱や乱用は認められない」として、江口市長に5050万円を請求するよう市に命じた1審・甲府地裁判決を取り消し、住民側の請求を退けた。住民側は上告する方針。【金子昇太】

 市は2014年、不動産鑑定士の鑑定評価書を基に市立保育所の建設用地として、奈良明彦前市長らが所有する土地約7000平方メートルを約2億5200万円で買い取る契約を結んだ。住民側は土地の評価額を約1億5000万円とし、国の交付金分を除いた5000万円余の損害を市に与えたと主張していた。

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