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論点

東京五輪・パラを問う

東京五輪・パラを問う

 東京五輪・パラリンピックまで半年となった。高度経済成長期に行われた1964年の東京大会は、開催を機に新幹線など社会資本の整備が進み、日本が世界に認められる第一歩にもなった。共生社会が進む中で迎える2回目の東京での祭典は、何をもたらすのか。それぞれが考える大会成功のカギを聞いた。

 日本を再興する推進力をスポーツに求めたのが、1964年の東京五輪だった。日本のメダル数ばかりが注目され、根性論や勝利至上主義を肯定する風潮が成功体験とともに残った。経済成長を遂げた中で迎える今回は日本選手の活躍だけではなく、世界最高峰のパフォーマンスも楽しめる成熟したスポーツ文化を根付かせるきっかけになると期待したい。

 ヒントは2019年に開催されたラグビー・ワールドカップ(W杯)日本大会にある。初めて8強に進んだ日本が敗退した後も、観客動員や視聴率は高い水準を維持した。カナダ代表の選手が台風で岩手県釜石市での試合が中止になった後、被災地を訪れてボランティアをしたり、海外の選手が試合後に「お辞儀」をして観客への感謝を表したりしたことも注目された。スポーツが重要な文化交流であることを再認識させた。理屈ではなく、選…

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