メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

新型肺炎死者26人に 湖北省以外にも中国で感染急拡大

マスク姿で移動する中国からの乗客=関西国際空港で2020年1月24日午前11時18分、久保玲撮影

[PR]

 中国では24日、新型コロナウイルスによる肺炎の死者が前日の17人から26人に増えるなど感染が急拡大した。また厚生労働省は24日、湖北省武漢市から旅行のため来日した40代男性の感染を発表した。国内2例目の感染確認を受け、政府は関係閣僚会議を首相官邸で開き、安倍晋三首相が「対応方針を一層強化して取り組む」と語った。

 中国当局によると、中国本土の感染者は31の省・自治区・直轄市のうち29で確認され、計837人に上った。死者のうち2人は河北省と黒竜江省から報告され、状況が深刻な湖北省以外で初の死亡例となった。感染の拡大で検査キットが不足し、感染状況の把握が難しくなっている。

 中国では24日から春節(旧正月)の大型連休が始まったが、湖北省では武漢市を含む13市・自治州が同日までに外部との公共交通を遮断する事実上の封鎖措置を決定した。対象人口は省全体の約7割にあたる約4200万人に達する。

 一方、世界保健機関(WHO)は23日、新型コロナウイルスへの対応に関する専門家の緊急委員会を開催し、現段階では「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」(PHEIC)には該当しないと判断した。中国国外ではヒトからヒトへの感染事例が確認されておらず、感染者数も限定的であることや、中国政府が武漢などでウイルスを封じ込める措置を取っていることが理由。今後、他国で感染が広がれば再び委員会を開き、対応を協議する方針だ。【北京・浦松丈二、パリ久野華代】

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 金沢市内の男子中学生陽性 感染者の家族 症状なし、学校は休校に 新型肺炎

  2. 新たに25人感染 ほとんど経路不明 クルーズ船下船者が陽性 新型肺炎

  3. 名古屋高速の事務員が感染判明、料金所5カ所閉鎖 新型肺炎

  4. 新型コロナ「花見川区の中学校教諭り患」「安易に校名広げない配慮を」 千葉市長がツイート

  5. 新型肺炎対応の医師ら「バイ菌扱い」 子どもに登園自粛要請 日本災害医学会が抗議

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです