ICJ決定でミャンマー窮地 スーチー氏反論「根拠のない物語」

  • ブックマーク
  • メール
  • 印刷
少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」への迫害を巡り、国際司法裁判所(ICJ)で弁明を行うミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相=オランダのハーグで2019年12月11日、AP
少数派イスラム教徒「ロヒンギャ」への迫害を巡り、国際司法裁判所(ICJ)で弁明を行うミャンマーのアウンサンスーチー国家顧問兼外相=オランダのハーグで2019年12月11日、AP

 ミャンマー西部ラカイン州の少数派イスラム教徒ロヒンギャの迫害問題で、ミャンマー政府が難しい対応を迫られている。23日にオランダ・ハーグの国際司法裁判所(ICJ)がジェノサイド(大量虐殺)防止の対策を求める仮保全措置命令を出したほか、国際刑事裁判所(ICC)の捜査も進行。ジェノサイドを否定するミャンマー政府だが、国際的な圧力が強まることを避けるため、命令に従わざるを得ないとの見方が出ている。

 ラカイン州では2017年8月から9月、ロヒンギャ武装集団と治安部隊が衝突して以降、大量のロヒンギャが隣国バングラデシュに逃れた。国連人権理事会が設置した国際調査団は18年9月、ミャンマー国軍が一連の迫害の「主犯」とする報告書を発表し、組織的な殺害や性暴力などのほか、ジェノサイドを意図していた可能性もあると指摘した。

この記事は有料記事です。

残り732文字(全文1088文字)

あわせて読みたい

注目の特集