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支え合う「移民時代」

「帰国したら迫害」「いじめや嫌がらせ」「職員が暴行」入管の外国人長期収容改善求め集会

入管当局による外国人長期収容に関する集会で発言するペルー人のトランスジェンダー女性、ナオミさん(右から2人目)とイラン人のベヘザード・アブドラヒさん(左端)、スリランカ人のダヌカ・バンダーラさん(右端)=参院議員会館で2020年1月23日、和田浩明撮影

 出入国在留管理庁による外国人の長期収容問題で改善を訴える集会が23日、参議院議員会館で開かれた。仮放免中の外国人3人や弁護士らが出席して収容体験や問題点を語り、環境の改善や被収容者の早期解放を訴えた。【和田浩明/統合デジタル取材センター】

 約4年収容されたイラン人のベヘザード・アブドラヒさん(41)は「生活基盤が日本にある外国人や、帰国すると迫害される懸念がある外国人にも、入管当局は一方的に退去命令を出す。収容者の体や精神の健康、家族が破壊されるのを見た。残念だ」と日本語で発言。過去の外国人収容者が自殺した事例などに触れ、収容施設を「反日収容者が育つ場所にしている」と入管当局の対応を批判した。その上で、「収容者は希望と夢を持ち世界の多くの国から日本を選び来日した。長期収容をやめるまで応援してほしい」と話した。

 アブドラヒさんによると、2006年に来日しさまざまな仕事をしたが16年にオーバーステイ(不法滞在)で収容されたという。仮放免は28日までで、再収容される懸念がある。イランはイスラム教シーア派が多数派だが、別の宗教に改宗したアブドラヒさんは帰国すれば迫害されることを懸念している。

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和田浩明

1991年4月入社。英文毎日編集部、サイバー編集部、外信部、大阪社会部を経て2003年10月から08年3月までワシントン特派員。無差別発砲事件、インド洋大津波、イラク駐留米軍や大統領選挙を取材。09年4月からはカイロに勤務し、11年1月に始まった中東の民主化要求運動「アラブの春」をチュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで目撃した。東京での中東、米州担当デスク、2度目のワシントン特派員などを経て2019年5月から統合デジタル取材センター。日本社会と外国人住民やLGBTなどの今後に関心がある。

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