85歳「一大決心で」ネイル 高齢者「訪問美容」利用伸びる 認知症改善も期待

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授業の一環として、特別養護老人ホームの利用者にメークを施す四天王寺大短期大学部の学生=大阪府羽曳野市で2019年11月14日、幾島健太郎撮影
授業の一環として、特別養護老人ホームの利用者にメークを施す四天王寺大短期大学部の学生=大阪府羽曳野市で2019年11月14日、幾島健太郎撮影

 介護施設などで、高齢者にヘアカットやネイルケアを施すサービスが広がっている。民間調査機関の調べでは、「訪問美容」の利用がこの5年で倍増した。「いくつになってもおしゃれを楽しみたい」という希望をかなえるだけでなく、認知症による症状を改善する効果も期待されている。

 「洋服にぴったりの色でうれしい」。お年寄りの女性が学生にメークをしてもらい、鏡を見てほほ笑んだ。四天王寺大短期大学部(大阪府羽曳野市)が2010年から、同市の特別養護老人ホームなどで実施している訪問美容の実習だ。

 介護福祉士を目指すライフケア専攻の学生たちが事前に講師の指導を受け、実習に臨んだ。ファンデーションや口紅でのメークを終えた阪本琳香さん(20)は「喜んでくれてうれしかった。この経験を就職後も生かしたい」と話した。

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