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駐日アフガン大使、涙声で「アフガンの偉大な友人で英雄です」 中村哲医師のお別れ会に5000人

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お別れ会では映像などで中村哲医師の功績や人徳をしのんだ=福岡市早良区で2020年1月25日午後2時7分、上入来尚撮影

 アフガニスタンで活動中に武装集団に銃撃され73歳で亡くなった福岡市のNGO「ペシャワール会」現地代表の医師、中村哲さんのお別れ会が25日、同市早良区の西南学院大で開かれた。一般参列も可能で、チャペルとモニター中継される講義室では参列者が入りきれず、想定を超える約5000人(ペシャワール会発表)が中村さんの死を悼んだ。

中村哲医師をしのんで黙とうするお別れ会の参加者=福岡市早良区で2020年1月25日午後2時16分、上入来尚撮影

 チャペルでは、アフガニスタンでの30年以上に及ぶ無償の医療活動や農業支援など中村さんの活動を紹介する映像が上映され、遺族や関係者が弔辞を述べた。バシール・モハバット駐日アフガニスタン特命全権大使は「アフガニスタンの偉大な友人であり英雄です」と涙声でたたえた。

 長男健さん(36)は「『口で立派なことばかり言わないで行動で示せ』と言われたことがあるが、まさにその通りの生き様でした」と振り返った。最後は三女幸さん(27)がピアノを演奏する中、参列者が中村さんが好きだったバラを祭壇にささげ、しのんだ。

 横浜市都筑区の薬剤師の男性(73)は、知り合いの医師から中村さんを紹介され、ペシャワール会に入り支援してきたと言い「用水路を引き何十万人も救った偉大な人だったのに。悔しく、悲しい」と声を落とした。

 村上優会長は「予想を大きく上回る参列者で、改めて存在の大きさを感じた。しっかりとその活動を継承していきたい」と話した。【平塚雄太】

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