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焦点

着床前診断 「選別」歯止め、どこまで

着床前診断の対象などについて議論する日本産科婦人科学会の「倫理審議会」初会合=東京都千代田区で2020年1月25日、五十嵐和大撮影

 体外受精した受精卵のうち、遺伝性疾患がないものを子宮に戻す着床前診断について、日本産科婦人科学会(日産婦)は25日、実施対象の拡大検討を公開で議論する倫理審議会の初会合を開いた。この診断法を巡っては「命の選別」との懸念が根強く、これまで適用が制限され、実施の承認にあたっては厳格な運用がなされてきた。日産婦はなぜ、条件付きながら拡大検討へとかじを切ったのか。【五十嵐和大】

 「忌憚(きたん)のない意見をいただきたい」。日産婦の木村正理事長は25日の会議で医学系学会や法学者、倫理学者らの委員に呼びかけた。

 日本では生殖医療を規制する法令はなく、日産婦は自主規制でルールを決めてきた。普段は非公開の倫理委員会で決める議論をあえて公開した背景には、独断で重大な方針変更をしたとの批判を避ける狙いもあるとみられる。

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