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世界の見方

強制失踪撲滅へ対処を アンカナ・ニーラパイジット タイ人権活動家

人権活動家、アンカナ・ニーラパイジットさん=高木香奈撮影

 私の夫ソムチャイはバンコク出身の弁護士で、タイ南部で政府と対立することが多いマレー系イスラム教徒の人権擁護活動に約20年間取り組んできた。2004年3月、数人の男に車に押し込まれるのを見たという目撃証言を最後に失踪した。

 夫は不当な拷問を受けたというイスラム教徒からの訴えを受け、人権セミナーの講師として登壇し、警察当局の対応を非難していた。失踪前日は、そのケースを報告書にまとめ国会や警察などに送っていた。夫の失踪に関与した疑いで5人の警察官が訴追されたが、十分な証拠がないなどとして全員が無罪になった。

 警察官が失踪に関与した場合、組織的に証拠を消されたり、つかんだ証拠を司法に訴えても非常に軽く扱われたりする恐れがある。タイでは真実を明らかにしたり、正義を実現したりすることは非常に難しいのだ。

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