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今週の本棚・新刊

『ミシェル・レリスの肖像』=千葉文夫・著

 (みすず書房・6050円)

 ミシェル・レリスのおよそ九〇年の生涯は、ほぼ二〇世紀と重なる。シュルレアリスム運動に参加した詩人であり、民族学者でもある。代表作は『ゲームの規則』四部作。自伝的な語りが、ごく私的な連想や言語への強いこだわりなどの中へ幻想的に溶けていくような文章が特徴的である。どこからでも、何度でも読めるし、読み飽きない。

 レリスはさまざまな芸術家たちと交友関係をもっており、美術評論も数多く手がけた。この本にはアンドレ・マッソン、ジャコメッティ、ピカソ、フランシス・ベイコン、そしてマルセル・デュシャンが登場する。彼らの描いたレリスの肖像、そしてレリスの描いた彼らの肖像。それらは互いに互いの境界線をくずし、影響を与えあう。豊富な図版とともにその関係を読み解く。

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