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新・心のサプリ

声をあげることが変化への第一歩=海原純子

 昨年のクリスマス前から新年にかけて家族が大学病院に入院して手術をした。年末の病棟というのは私もかつて勤務で当直していたから状況は記憶しているが、その当時と雰囲気はすっかり変わったのを実感した。

 まず看護師さんの白衣が昔と違うのはみなさんの中にも気づいている方が多いと思う。カラフルで何種類もあり、みていて楽しい。きいてみたところ、好きな色やデザインを自分で選べるのだそうである。クリスマスイブには看護学生たちがキャンドルサービスでクリスマスソングを歌って入院患者さんたちのベッドを訪ねたりしていた。希望者には一日500円かかるが、パジャマとバスタオル類のレンタルサービスがあり、病室まで届けてくれる。家族にとっては洗たく物をかかえて行き来しなくて助かる。

 血液などがついて汚れた時は追加を無料で届けてくれるそうだ。そのパジャマ、病院のロゴが入り、なかなかおしゃれなかんじだ。クリスマスにクリスマスソングをきき、毎日清潔で着心地のよいパジャマを着る、といういわゆる「日常」をできるだけ「病院」の中にとりこみ、患者の生活の質を上げようという意識のためだろう。こうした患者の生活の質のほか、最も変わったのは治療方針の決定に関して患者が参加できたり、病状について…

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