メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

選手は将来W杯出場あり得る逸材ばかり ラグビー高校日本代表監督・品川英貴さん

長崎北陽台の品川英貴監督=長崎県長与町の同校で、中山敦貴撮影

[PR]

 長崎北陽台ラグビー部の品川英貴監督(44)が、2019年度のラグビー高校日本代表監督を務めている。30日からは、3月のウェールズ遠征に参加する代表選手を最終的に絞り込むためのセレクション合宿が和歌山県で始まる。19年ワールドカップ(W杯)日本大会で日本代表が初めて8強入りしたことで高まったラグビー人気。次代を担う選手たちを率いる思いとは――。【聞き手・中山敦貴】

 ――高校日本代表監督就任の経緯は。

 ◆何より北陽台の選手が頑張って結果を残してくれたことで、指導力を評価してもらえた。10年ほど前からユース代表のコーチを育成する研修に呼ばれており、2018年度のU17(17歳以下)日本代表を選考する合宿ではBKコーチとして参加した。

 ――選手たちを率いる心境は。

 ◆選手たちは数年後、W杯に日本代表として出場することもあり得る逸材ばかり。世界ランク上位にいるウェールズのU19(19歳以下)代表に勝てば、将来、W杯の舞台でも自信を持って上を目指せるはず。日本ラグビーの将来を担う仕事で、責任は重大だ。

 ――今年度のチームづくりの方針は。

 ◆北陽台で実践してきた通り、ディフェンスのチームを作りたい。候補選手たちはアタックに定評があるが、そこに頼らずディフェンスで爆発的に前に出て間合いを詰める。日本は、体格ではウェールズに劣るが、スキルでは負けていない。スピードやタックルなどの姿勢の低さを武器に体格差を補いたい。

 ――指導する上での課題は。

 ◆思い描く戦略を、選手たちとより細かくすり合わせる必要性がある。日体大、東芝時代の先輩で、高校日本代表前監督の薬師寺利弥さんに助言され、重視しようと考えているのが「ウォークスルー」。サインプレーの動き方などをスローモーションで再現する練習法だ。「この場面ではこのプレーをする」という戦略を選手に徹底させたい。

 ――セレクション合宿が30日に始まる。

 ◆パフォーマンスや意欲を他のスタッフと共に見極め、45人の中から代表26人を選ぶ。実力伯仲の中、いかに自分をアピールできるかが鍵。各自の力を引き出した上でフラットな目線で評価する。北陽台からもFW亀井茜風(せんふう)、BK山口泰輝の両選手が参加する。

 ――ラグビー人気が高まっている。

 ◆全国高校ラグビー大会があった花園も、立ち見客が出るほどいっぱいで驚いた。日本代表がW杯で決勝トーナメント進出を果たしたからこその人気で、勝つことの意義を改めて感じた体験だった。高校日本代表も、私が設定した「Always Challenging」のスローガン通り、勝利を目指し常に挑戦し続けたい。

しながわ・ひでたか

 1975年、長与町生まれ。長崎北陽台高、日体大を経てラグビートップリーグの東芝府中(現・東芝)でプレーした後に教員の道へ。2009年に母校の監督に就任した。18年度の花園では県勢として11大会ぶりの8強に導いた。

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. 14歳長女「勇気振り絞りここに」 父がパワハラ自殺「水道局は反省を」 新潟で集会

  2. ソフトバンク本拠地が「ペイペイドーム」に看板掛け替え

  3. 「中国・武漢で亜硫酸ガスが大量発生 1万4000人の遺体を焼却」という情報は本当か

  4. ANAホテル「営業の秘密と言った事実はない」 安倍首相答弁を否定

  5. 藤田医科大岡崎医療センター クルーズ船陽性受け入れ 開院前で感染不安なく

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです