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演劇散策

ネズミの登場する芝居=小玉祥子

「金閣寺」。片岡孝太郎の雪姫とネズミ=松竹提供

 今年の干支(えと)は子(ね)。歌舞伎にはネズミが活躍する演目がいくつかある。舞踊の「鳥羽絵」のように、ぬいぐるみをかぶった俳優がおもしろいしぐさを見せる作品もあれば、「伽羅先代萩」のように、悪人(仁木弾正)の妖術による化身という不気味なものもある。

 1月の東京での歌舞伎公演では2劇場で舞台にネズミが登場した。ひとつが国立劇場の「菊一座令和仇討」(27日まで)。化け物が出ると評判の古寺で作り物の大ネズミが侵入者の前に飛び出して驚かせた。いわゆるネズミ色のかなり大きな作り物。干支にちなんで今回考えられた趣向だ。

 もう一本が新橋演舞場の「初春歌舞伎」(24日まで)の「金閣寺」。こちらは古典の人気作品。天下を狙う大悪人、松永大膳にとらわれた雪姫が桜の木に縛り付けられる。雪姫が桜の花びらをつま先で集めてネズミの絵を描くと、生を受けたように動き出し、雪姫をいましめた縄をかみ切る。

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