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厚底シューズは禁止されるのか 疑心暗鬼の中ライバル各社が仕掛ける宣戦布告

ナイキ製の厚底シューズ「ズームヴェイパーフライ4%」(旧モデル)の靴底の素材=東京都内で2018年2月27日午後3時51分、小林悠太撮影

 米スポーツ用品大手ナイキ製の「厚底シューズ」がワールドアスレチックス(世界陸連)の新規則で禁止されることになる、と複数の英メディアが報道したことが波紋を広げている。世界陸連は規制の時期や基準などは明確にしておらず、ナイキを追う競合他社は世界陸連の動向を見守っている。ライバル各社はどう動くのか。【倉沢仁志】

「本気の反撃」 相手は?

 「ミズノ陸上、本気の反撃」

 「起こせ、新しい風を。」

 スポーツ用品大手、ミズノのウェブサイトの陸上競技専用ページにはこんなコピーが躍っている。今後、長距離レースで最速シューズを目指す物語がつづられていくという。

 ここには1月21日ごろまで、「あの頃、僕らは先頭集団にいた」で始まる一文が載っていた。長距離ランナーになぞらえて、製品開発に懸ける同社の熱いメッセージがつづられているかに見える文章だが、不自然なところで改行されていた。その行頭の文字を縦に読むと、こう書かれていたのだ。「あつぞこ絶対たおす」――。

 ミズノのコーポレートコミュニケーション部メディアコミュニケーション課の担当者は「ミズノの物作りに対する意気込みを表したものです」と話す。「本気の反撃」についても「特定の社を指したものではありません」と言うが、どう見てもナイキへの「宣戦布告」としか読めない。

 箱根駅伝では、区間賞獲得者10人中9人がナイキの厚底シューズだったが、実は10区で区間新を記録した創価大選手が履いたのは、ミズノが近く市場への投入を目指すシューズのプロトタイプ(試作品)だった。

 反発力を高めた素材を新たに採用したのが特徴で、底は極端に厚くはない。今後、厚底が規制されることになれば一転して脚光を浴びる可能性もある。だが…

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