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中国で新型のウイルスによる肺炎が見つかった。亡くなる人も出ている。人から人への感染もあるとのことで、現地では患者が多発している武漢市からの移動を制限するなどして、感染の拡大を防ごうとしている。
そういった様子がテレビなどで報じられることもあり、外来でも「熱があるのですが新型のウイルスでは」と不安を訴える人がいる。「武漢市に行ったことは」「ないです」「じゃおそらく大丈夫ですよ」といったやり取りをするが、それでも「もしその肺炎だったらどうしよう」と心配そうな顔をする人も少なくない。
今後の動向は気になるし、感染症にくわしい専門家の見解もさまざまだが、新型ウイルスは、インフルエンザ以上の感染力や深刻な症状を起こす力はない、という指摘に気を配りたい。知り合いの内科医は「私は“インフル以下、ふつうの風邪よりはちょっと上”と見てるんですけどね」と話してくれた。
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