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捨てネコが沖縄の希少動物を捕食、種絶滅の危機 オキナワトゲネズミ、ヤンバルクイナなど

オキナワトゲネズミ。一般的な体毛の他にトゲ状の毛が生えているのが特徴=どうぶつたちの病院沖縄提供

 世界自然遺産候補地の沖縄本島北部(やんばる地域)で、この地域にしか生息しない貴重な動物が野生化したネコに脅かされている。琉球大などの調査で、一時は絶滅したとも考えられていた国の天然記念物、オキナワトゲネズミなどの希少種が捕食されている実態が明らかになった。

 オキナワトゲネズミは体長十数センチの夜行性のネズミで、一般的な体毛の他に2センチほどのトゲ状の毛が生えているのが特徴。沖縄本島北端に位置する国頭村(くにがみそん)の中でも西銘岳(にしめだけ)(標高420メートル)周辺のみに生息するとされ、環境省の絶滅危惧IA類(ごく近い将来に絶滅の危険性が極めて高いもの)に指定されている。森林伐採などで絶滅したと考えられていたが、2008年に30年ぶりに生きた個体が捕獲され話題になった。

 国頭村を含むやんばる地域(一般に名護市以北)には従来、肉食動物はいなかったが近年は野生化したネコが増えている。元々人が飼っていたネコが捨てられて繁殖し増えたとみられており、琉球大、国立環境研究所、NPO法人「どうぶつたちの病院沖縄」の研究チームは、ネコによる希少動物への影響…

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