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安田賢治のここだけの話

国公立大、私立大とも安全志向一色か!?

続々と試験会場入りする受験生ら=鳥取市の鳥取大で1月18日

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 昨年より2万人近く志願者が減ったセンター試験が終わった。平均点は上がった科目が多かったが、主要科目である英数国はいずれも下がった。100点満点換算で、英語の筆記(リーディング)は3.49点、リスニングは5.26点、数学①は7.79点、数学②は4.16点、国語は1.11点のダウンだ。5教科7科目の900点満点の合計は、大手予備校の河合塾調べでは、文系は548点と昨年より21点ダウン、理系は553点で18点ダウンした。

 昨年までと出題傾向が変わり、来年から始まる大学入学共通テストを意識したものになり、苦戦した受験生が多かった。2次試験の出願が始まっているが、平均点が下がれば受験生は弱気になる。今年の国公立大入試は安全志向になると見られる。

 一方、出願締め切りが近い私立大の2月試験だが、大手大学では志願者を減らしているところが目立っている。大学通信の集計によると、すでに出願を締め切った大手大学、方式で昨年と比較すると、志願者は約7%減少。昨年が最終的に5%増だったことを考えると、まさに激変の状況だ。出願を締め切った方式で見ると、青山学院大、上智大、津田塾大、東京女子大、日本女子大、同志社大、近畿大、関西学院大などで志願者が減っている。受験生にとっては倍率が下がることは歓迎すべきことだが、難易度が低めの大学は逆に人気になっているようだ。

 ところで、来年から大学入学共通テストに代わるが、英語民間試験の導入延期、記述式の見直しについての発表が遅かったこともあり、安全志向は変わらなかったようだ。さらに、早くに推薦入試やAO入試で合格を勝ち取った受験生が多かったことも影響していると見られる。

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