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障害者のニーズに対応 移動支援問題に注力 関西STS連絡会・柿久保浩次さん /大阪

これまでの歩みを振り返る関西STS連絡会の柿久保浩次さん=、大阪市浪速区敷津東の事務所で

 徳島県三好市(旧池田町)の山間部が古里だ。子どものころはまだ寒村の貧しい暮らしが続いていて、一家は麦飯を食べるのが精いっぱいだった。昭和46(1971)年、中学を卒業してすぐ集団就職で大阪へ出た。

 大手建設会社が職人を養成する訓練高の生徒となり、夜は浪速区の定時制高校に通った。社会が熱気を帯びていた70年代、教師は熱く社会問題を語り、いつの間にか影響を受けた。どう生きていくかを悩み、19歳の時に建設会社での職人を辞め、職を転々とした。いろいろやってみたが、どこにも落ち着けなかった。

 一方、続いていたのは、20歳ごろに出合った身体障害者の社会参加運動の手伝い。「困っている人のために自分がなんかできることがうれしかったんやな」。40歳になった96年、大阪市内の介護が必要な人の生活支援をする「自立支援センター0SAKA(大阪)」を西成区で立ち上げる。阪神大震災での障害者の苦労に胸を痛め、「嫁さんが働いてくれてたからな。思い切ってしもたんやわ」

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