小規模盛り土4200カ所超 主要都市分 地滑りリスク、国対策の対象外

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 谷や斜面に土を盛って宅地にした「大規模盛(も)り土(ど)造成地」をめぐり、国が地震対策のために作製を急ぐ分布マップから漏れた小さな盛り土が、全国の主要都市だけで少なくとも4201カ所あることが毎日新聞の調査でわかった。規模が国の基準を下回るためだが、2016年の熊本地震ではこうした「小規模」の造成地で地滑りなどの被害が頻発。リスクをはらんだ小さな宅地が全国に多数存在する実態が浮かんだ。

 大規模盛り土造成地について、国は(1)谷など3000平方メートル以上に土を埋めた谷埋め型(2)傾斜が20度以上ある斜面に高さ5メートル以上の土を盛った腹付け型――と定義。各自治体に分布マップの作製と危険度の調査、国の補助による地震対策工事を求めている。

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