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デフレという「言葉の魔力」に危機感も、政府に追い込まれた日銀 09年議事録公開

白川方明・日銀総裁(当時)=2009年1月22日、石井諭撮影

 日銀は29日、2009年7~12月の金融政策決定会合の議事録を公表した。旧民主党政権が「デフレ宣言」をした日の11月会合で、白川方明(まさあき)総裁(当時)は「デフレという言葉の持つ魔力は金融政策の最終的な目標にとって必ずしも良くない」と発言。言葉の独り歩きによって、当時の日銀が「これ以上やっても効果を見込めない」と判断していた追加緩和について、いや応なく迫られる事態を恐れる様子が浮き彫りになった。

 当時は、前年に起きたリーマン・ショック後の景気回復がもたついていた。「景気低迷の『主犯』は物価が持続的に下落するデフレ」との論調が広がり、「デフレ脱却には日銀の強力な追加緩和が不可欠」との強硬論が一部で強まっていた。

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