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政府チャーター機が羽田到着 武漢からの第1陣206人、同乗した医師らが検疫

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中国・武漢から到着したチャーター機=羽田空港で2020年1月29日午前9時38分、本社ヘリから藤井達也撮影

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中国湖北省武漢市などに滞在する日本人を退避させるため、日本政府がチャーターした全日空機(ボーイング767)1機が29日午前、羽田空港に到着した。帰国希望者約650人のうち第1陣となる206人が搭乗したとみられる。政府は今後も、残る帰国希望者らを退避させるため、追加のチャーター機などを手配する予定だ。

 海外の治安悪化などを理由に政府が民間機や政府専用機などで在留邦人を退避させたことはあるが、感染症発生を受けて多数の日本人を航空機で退避させるのは初めて。当初は28日中にチャーター機2機を武漢との間で往復させ、400~500人を帰国させる予定だったが、中国政府との調整の結果、現地空港の受け入れ態勢の問題があり、まず1機の派遣となった。

 搭乗したのはいずれも武漢市の日本人で、発生源と疑われる同市の海鮮市場、人の往来が多かった空港近くに滞在する人を優先した。帰国者はチャーター機に同乗した医師らによる検疫を受けた模様で、発熱や呼吸器症状などがあれば、東京都内の指定医療機関に入院する。症状がない人も国立国際医療研究センターでウイルス検査などを行う予定だ。

 チャーター機は、緊急援助として政府が用意したマスクや防護服、ゴーグルのほか、東京都が提供した2万着の防護服などを乗せ、28日夜に羽田空港を出発。帰国希望者を乗せ、29日早朝に武漢市の空港を離陸した。

 外務省は今回のチャーター機で非常事態に対応する「海外緊急展開チーム」(ERT)を派遣しており、残る日本人の帰国を支援する。【田所柳子】

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