「性的指向・性自認、職場で暴露された」トランスジェンダー37%超 NPO・大学調査
毎日新聞
2020/1/29 12:00(最終更新 3/12 15:48)
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体と心の性が一致しないトランスジェンダーの人のうち、本人が望まないのに性的指向や性自認を暴露する「アウティング」を職場で経験したことがある人が37%超に上ることが、NPO法人「虹色ダイバーシティ」(大阪市)と国際基督教大学(ICU)ジェンダー研究センター(東京都三鷹市)によるオンライン調査で分かった。アウティングを頻繁に経験した人に、メンタルヘルス(心の健康)の問題がある可能性が高いことも浮かび上がったという。担当した研究者らは「職場でのハラスメント施策に、アウティングへの対応も織り込んでいく必要がある」と指摘している。【和田浩明/統合デジタル取材センター】
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