無届伐採が土砂災害につながる恐怖 群がる業者が根こそぎ 私有財産監視及ばず

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2016年の豪雨から1年後の岩泉町二升石地区。災害当時、無届け皆伐の跡地などから谷を経て大量の土砂や流木が流れ込んだ=岩手県岩泉町で2017年9月20日、寺田剛撮影
2016年の豪雨から1年後の岩泉町二升石地区。災害当時、無届け皆伐の跡地などから谷を経て大量の土砂や流木が流れ込んだ=岩手県岩泉町で2017年9月20日、寺田剛撮影

 行政に届け出ないまま違法に伐採され、再生していない民有林の跡地が全国に少なくとも386ヘクタールあることが林野庁の内部資料から判明した。安倍政権は国産材の伐採量の増加や生産性の向上を掲げ、効率を重視した皆伐(かいばつ)(全面伐採)が増加。しかし実態の把握はほとんど市町村任せで、無届け伐採の跡地で土砂災害が発生したケースも出るなど、将来的な国土保全への不安を抱える。【寺田剛】

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