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メディア時評

「読解力」予断せず広い議論を=斎藤桂・京都市芸大専任講師

斎藤桂・京都市芸大専任講師=福田隆撮影

 2019年12月3日に経済協力開発機構(OECD)による15歳が対象の学習到達度調査(PISA、18年実施)の結果が公表され、日本は読解力が前回(15年実施)の8位から15位に低下したと伝えられた。毎日新聞12月6日朝刊の「余録」では「この成績低下、思い当たるふしがあるのがつらい。何しろ本を読まない、スマホに没頭する、長文を読んで考える習慣がない」と述べつつ、幕末・明治の読書習慣をたたえている。果たしてこれは妥当だろうか。

 全国学校図書館協議会が毎年行っている学校読書調査によると、今回対象の15歳を含む高校生の1カ月の平均読書冊数は15年で1・5冊、18年で1・3冊と微減だが、今回私が確認した過去30年間分の同調査ではずっと1冊以上2冊未満の間にある。18年の15歳が目立って本を読まなくなったとは言えないだろう。

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