武漢チャーター機の8万円公費負担 突然の方針転換のウラには…

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羽田空港に到着した中国・武漢からのチャーター機=2020年1月31日午前10時32分、吉田航太撮影
羽田空港に到着した中国・武漢からのチャーター機=2020年1月31日午前10時32分、吉田航太撮影

 新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中国湖北省武漢市から日本人を帰国させるチャーター機の運賃について、安倍晋三首相は31日の衆院予算委員会で「政府で負担する方向で検討する」と表明した。当初はエコノミー料金にあたる1人約8万円の負担を求める方針だった。政府は転換の理由に世界保健機関(WHO)が緊急事態を宣言したことなどを挙げるが、世論をにらんで見直しを求める与党に押し切られたのが実態だ。

 WHOの宣言は日本時間31日未明に出たが、31日午前の予算委で質問に立つ自民党議員の質問に対し、首相が方針転換を表明するシナリオは30日夜の段階で固まっていた。

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