かんぽ、尽きぬ不正 調査対象新たに22万件と大幅増

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金融庁に業務改善計画を提出し、記者会見する日本郵政の増田寛也社長=東京都千代田区で2020年1月31日午後5時58分、長谷川直亮撮影
金融庁に業務改善計画を提出し、記者会見する日本郵政の増田寛也社長=東京都千代田区で2020年1月31日午後5時58分、長谷川直亮撮影

 かんぽ生命保険の不正販売問題で日本郵政グループは31日、多数回にわたり契約を結ばせるなどして不利益を与えた可能性があるとして、6万人の契約者を調査対象に加えると発表した。件数では約22万件に達し、これまで重点的に調査してきた約18万3000件(約15万6000人)から大幅に増える。調査の長期化で販売再開の見通しも立たない状況で、経営への打撃も更に深刻化しそうだ。【加藤明子、高橋祐貴】

 「(今回対象に加えた事案は)昨年でも抽出されていたと思うが、対応できていなかった。そこに組織の問題点が凝縮されている」。同日、金融庁などに業務改善計画を提出した日本郵政の増田寛也社長は記者会見で、対応の遅れを認め陳謝した。

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