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沢尻エリカ被告公判詳報(2) 検察側「19歳ごろから大麻使用」と指摘 更生に向け携帯解約

沢尻エリカ被告=2006年6月、米田堅持撮影

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麻薬取締法違反 東京地裁で初公判

 続いて、検察側の冒頭陳述が始まった。

 検察官は男女各1人の計2人。このうち男性検察官が立ち上がり、冒頭陳述の朗読を始めた。

検察官 「被告は19歳のころから、大麻などを使うようになった。平成30(2018)年ごろから、(合成麻薬の)LSDやMDMAを知人から入手し、保管していた」

 ほんのりと化粧を施した沢尻被告は弁護人側の席に座り、数分間の冒頭陳述に聴き入った。

 続けて証拠調べ。女性検察官が証拠の要旨の説明を始めた。

 まず、緊急逮捕に関する報告書。逮捕される際、沢尻被告は捜査員に対し「お守り袋の中にMDMAがある」と説明したことを明らかにした。

 続けて、アクセサリーケースやお守り袋からMDMAとLSDが発見されたと提示。冷蔵庫からも発見されたMDMAとLSDの写真も提出したと述べた。

 次に、女性検察官が証言台に進み出て、押収したMDMAとLSDを示した。沢尻被告も弁護人席から立ち上がり、裁判官の前を通って、同じく証言台に進み出る。

検察官 「あなたの自宅から発見されたものですか」

被告 「間違いありません」

検察官 「LSDはいらないということでいいですか」

被告 「はい」

検察官 「MDMAはいらないということでいいですか」

被告 「はい」

 薬物の確認を終えると、パンプスの音を響かせ、ゆっくりした足取りで弁護人席に戻った。

 女性検察官は続けて、薬物入手の経緯、薬物使用歴に関する証拠も示した。

 続いて、弁護人が弁護側提出の証拠の説明を始めた。

 まず、今年1月20日付の主治医作成の報告書。薬物依存症の治療の経過や保釈後の更生に向けた取り組みを示した。

 続いて、沢尻被告が既に自身のSNSを閉鎖したことや、携帯電話を解約したことを明らかにした。

 マネジメント会社の担当者がファンや取引先に謝罪した文面も読み上げた。

 「違法薬物の使用は許されない。保釈後に沢尻被告に会ったら、信用していただいたのに、こんな形で裏切ってしまい、涙ながらに申し訳ないと話した。個人的には、いつかまた、彼女の作品を見たいが、女優業は世間の理解があってこそ。彼女も女優業への復帰を前提としていません。当社としても、できる支援をしていきたい」

 この間、沢尻被告は神妙な表情で真っすぐ前を向いたままだった。

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