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岐路の風景

歴史の転換期となった文化的事象を取り上げ、現代の視点から改めてその意義を探ります。

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文化財写真の登場 実物なくなれど、伝えうる 東京都江戸東京博物館都市歴史研究室長 岡塚章子さん

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 2019年秋、明治以降の写真師たちが撮影した文化財についてまとめた『国宝ロストワールド』(小学館)を出版しました。写真技術が日本に入ってきた当初は「文化財」の概念もなく、壬申検査もウィーン万博に出品する古器旧物のリスト化を兼ねていました。横山の写真には、お手本のない中でいかに撮るかという好奇心が強く表れています。東大寺(奈良市)の大仏の写真では、大仏の膝の上にお坊さんが。大きさを比べる意味はあるにせよ、…

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