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土曜さろん

こちらネット相談室 知人からメール、添付開けたらウイルス なりすましエモテット猛威

エモテットに感染させようとする偽メール。差出人名などは怪しくないが、差出人のメールアドレス(図右上の<■■■■■@■■■■.■■>)のドメイン(@以降の文字列)が、差出人の組織のドメインと違っている=イメージ図・ウェブレイス作成

 知人からの返信を巧みに装うなどした偽メールを通じて感染するウイルス「Emotet(エモテット)」が2019年秋以降猛威をふるい、同年11月時点で国内400以上の企業・大学・団体で被害が確認された。「メール送りました?」と電話やメッセンジャーで確認することにもなりかねない笑えない事態だ。【高橋望】

 エモテットは「トロイの木馬」ウイルスの一種で、感染させようとするメールは、巧みに知人からの返信の体裁にした上、実際に自分が送ったメール本文を使うなど「疑わしくないスタイル」にしてある。

 なりすましメールの差出人名は、日ごろやり取りしている人物や組織名。件名は、返信を装う「Re:(実際にやり取りしたメール件名)」や、業務上開封してしまいそうな「請求書の確認」などで、内容は、添付の文書ソフト「ワード」の開封を促す。ファイルを開き、ファイル内の悪意のプログラムを作動させると、知らずに外部サーバーに接続し、そこに設置されたエモテットがダウンロードされ、感染する仕組みだ。

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高橋望

1991年入社。パソコン通信(NIFTY-Serve、PC-VAN~草の根アングラネットなど)からのネットワーカー。主にIT関係の記事-セキュリティ、面白ベンチャー・サービス、ガジェットなどなど-を書いてきました。

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