県警は3日付で、警部級以上を対象とする春の定期人事異動(1次異動)を発令する。県内39署のうち33署の署長が交代し、異動規模は363人で、警部補級以下が対象となる3月中旬の2次異動などを含め、全体では2019年と同規模の約2600人となる。
東京五輪・パラリンピックに向けた組織体制は維持し、新体制では児童虐待対策や準暴力団対策などを強化する。児童虐待対策については県内6カ所の少年センターの人員を増やす。準暴力団対策については組織犯罪対策課内に準暴力団対策係を新たにつくる。在留外国人らの情報を集約する外国人総合対策の参事官ポストも刑事部に新設する。
また、19年の県内の交通事故死者数が都道府県別で初めて国内ワーストを記録したことから、交通死亡事故抑止対策や高齢運転者対策の強化を進める。免許課を「運転免許課」、運転免許センターを「運転教育課」に名称変更し、高齢者講習を充実させる。【加藤昌平】
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