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時代の風

国への思い 自分の言葉で語れたら=城戸久枝・ノンフィクションライター

城戸久枝さん=根岸基弘撮影

 今年の1月1日にNHKのEテレで放送された「100分deナショナリズム」という番組を興味深く見た。名著をもとにして4人の専門家がそれぞれナショナリズムについて語り合う。そのなかで、進行役を務めた稲垣吾郎さんの「この国を愛しているとか、愛国心という言葉を言っていること、それが変に見えないことが大切だと思う」という言葉を聞きながら、あることを思い出していた。

 ――私は、中国も愛し、日本も愛しています。私は中国の父母を思いながらも、また自分の本当の両親のことも恋しいのです。皆様が私の思いをわかっていただけるなら、どうか私の肉親探しに協力してください。

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