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号外GDP年6.3%減 5四半期ぶりマイナス 消費増税響く
ストーリー

エジプト風刺画家の闘い(その2止) 不正義へ鋭い「武器」

「口を開けて」「できません」。エジプト人漫画家セリムさんが描いた歯医者と患者のやり取りは、自由にものを言いづらい社会の空気を風刺した

 

 ◆アラブ社会に息づくジョーク

尋問2回、時に恐怖

 エジプト人はおしゃべりだ。彼らはイスラム教の戒律で禁じられた「酒」をほとんど飲まない。だが、まるで酔っ払いのように延々としゃべる。なぜ?

 「エジプト人を表す言葉に『血が軽い』という表現があります」。漫画家のアムル・セリムさん(57)は話す。「道で知人に会えば、すぐに最近聞いたヌクタ(アラビア語でジョーク、小話の意味)を伝え合い、大笑いする。それが私たちの血です」

 有力日刊紙「アルマスリ・アルヨウム」で「風刺画」を描いてきたセリムさんは毎日午前3時に起き、早朝の祈りをささげた後、新聞を読み、テレビを見て、ソーシャルメディアに目を通す。そして、人々が今この瞬間に「何に興味を持っているか」を考える。午前8時までには編集部に入り、夕方までには主に時事ネタを取り入れた一コマを描く。

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