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もとをたどれば

キリン ファイア 日本人の心に火をともす

昨年10月にリニューアルされた「キリン ファイア ブラック」

 キリンの缶コーヒー「キリン ファイア」は、コーヒーファンに20年以上愛されてきたロングセラーだ。発売されたのは、日本中がバブル崩壊後の閉塞(へいそく)感に包まれていた1999年。商品名には、「日本人の心に火をともしたい」との思いが込められた。発売4カ月で1000万ケースを突破するなど大ヒットし、同社の看板商品の一つとして定着した。

 製法はコーヒー豆を熱風で焙煎(ばいせん)後、さらにじか火で焼き上げる2段階ローストにこだわる。雑味を丁寧に取り除いて抽出するネルドリップ方式で、「火」を象徴する香ばしい香りを実現した。缶の表面に施した炎の形が浮き出して見える加工は、発売当時、国内飲料缶で初めての試みで、注目を集めた。

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