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川本三郎・評 『エドワード・ホッパー 静寂と距離』=青木保・著

 (青土社・2640円)

日常の先の非日常を描く画家の魅力

 エドワード・ホッパーはアンドリュー・ワイエスと並んで日本でも、もっとも愛されている二十世紀アメリカの画家だろう。

 最近も恩田陸の短篇集『歩道橋シネマ』(新潮社)の一篇「線路脇の家」は、題名から分かるようにホッパーの、鉄道線路脇に建つゴシック建築風の屋敷を描いた有名な絵をモチーフにしている。

 とかくカラフル、陽気、活気と「動」で語られることの多いアメリカ文化のなかにあってホッパーの絵は、あくまでもシンプルで静か。そこだけしん(﹅﹅)と静まりかえっている。

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