メインメニューをとばして、このページの本文エリアへ

藤原帰一の映画愛

淪落の人 「夢はかなう」と信じて 「幸せへの大行進」に浸る

 外国に出かけてびっくりするのが、家事手伝いとして働く人の多いこと。第二次世界大戦の前ならともかくいまの日本では、経済的に恵まれたお宅でも家政婦さんをお願いするところは限られているでしょうが、デリー、シンガポールや香港などアジアの都市、それでいえばアメリカでも、大金持ちというおうちでなくても家事手伝いの方をお願いすることが広く行われています。外国人労働力に頼ることも多く、アメリカはメキシコなどから、シンガポールや香港ではフィリピンから来る人が多いようです。

 で、この映画の舞台は香港、住み込みの家政婦エヴリンはフィリピンからやってきたんですが、家事手伝いを頼むチョンウィンはごく普通の団地の一室に住んでおり、とてもじゃないけどお金持ちという人じゃありません。じつはこのチョンウィン、工事現場で起こった事故のために下半身が不随。介護なしには動き回ることが難しいので、家政婦さんを頼んだんです。

この記事は有料記事です。

残り1233文字(全文1630文字)

おすすめ記事
広告
毎日新聞のアカウント
ピックアップ
話題の記事

アクセスランキング

毎時01分更新

  1. トイレットペーパー買い占め相次ぐ 新型肺炎の影響巡りデマ 熊本で

  2. 名古屋・河村市長「柔軟に考えたらどうか」 一転して卒業式「中止」から実施へ

  3. 全国の小中高校を休校 新型肺炎で首相要請 3月2日から春休みまで

  4. 萩生田文科相「臨時休校の期間や方法、学校設置者で工夫を」 新型肺炎

  5. 「共働きなのにパニックだ」 突然の一斉休校、保護者ら衝撃 収入は、子の安全は…

編集部のオススメ記事

のマークについて

今週のおすすめ
毎日新聞社は、東京2020大会のオフィシャルパートナーです