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海自護衛艦「たかなみ」が中東へ出航 首相「任務は大きな意義」

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中東へ向け海上自衛隊横須賀基地を出航する海自護衛艦「たかなみ」=神奈川県横須賀市で2020年2月2日午前10時44分、本社ヘリから

 中東海域に派遣される海上自衛隊の護衛艦「たかなみ」が2日、海自横須賀基地(神奈川県)から出航した。約3週間かけてアラビア海北部やオマーン湾に向かい、2月下旬をめどに現地で情報収集活動を始める。新任務で護衛艦を海外派遣するのは2009年以来、11年ぶり。派遣の根拠は防衛省設置法の「調査・研究」だが、不測の事態が起きれば武器使用が可能となる「海上警備行動」を発令して対処する。隊員約200人が乗艦し、活動期間は12月26日まで。延長や途中で終了する場合には、改めて閣議決定する。

 同基地であった出国行事には、隊員の家族ら約550人も参加した。出席した安倍晋三首相は「(活動)海域は年間数千隻の日本関係船舶が航行し、国民の生活を支える大動脈だ。船舶の安全確保に必要な情報収集任務は大きな意義を有する」と訓示した。

出港した護衛艦「たかなみ」の隊員を見つめ、涙を流す家族ら=神奈川県横須賀市の海上自衛隊横須賀基地で2020年2月2日午前10時43分、町田徳丈撮影

 たかなみは、哨戒ヘリコプター2機を搭載。艦橋に防弾ガラスを取り付け、不審船に大音量で警告する装置も装備した。活動海域を航行する船の船籍や船種、速度などの情報を集め、米軍とも共有する。武器使用は正当防衛や緊急避難などに限られる。日本の関係船舶が襲われる事態などが発生すれば、閣議決定を経た上で海警行動を発令するが、武器を使用して保護する対象は日本船籍の船に限定される。現地で約4カ月活動し、次の部隊と交代する見通し。

 政府は19年12月、たかなみとP3C哨戒機の中東派遣を閣議決定した。哨戒機部隊(約60人)は海賊対処任務を兼ね、1月20日からアフリカ東部ジブチを拠点に活動を始めている。【田辺佑介、町田徳丈】

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