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「ゴジラ」デジタル版をオーケストラの生演奏で上映 川崎で5月

生演奏を入れた映画「ゴジラ」を宣伝するチラシ

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 1954年に公開され空前のヒットを記録した映画「ゴジラ」(東宝)のデジタル版に生のオーケストラ演奏を組み合わせた「シネマコンサート」が5月4日、昭和音楽大学(川崎市麻生区)の劇場「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」で開かれる。県内初公開。2月3日からチケットを販売する。

 小田急線新百合ケ丘駅周辺を中心に開かれる川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)の一環。芸術祭の副実行委員長で日本映画大理事長の富山省吾さん(東宝出身)によると、ゴジラのデジタル版はフィルムを高解像度の4Kでスキャンした後、2Kに変換したもので、フィルム版では見られなかったゴジラの足元の様子などがはっきり分かるという。

 さらに、フィルムの端に記録されている音声部分(サウンドトラック)から音楽だけを消し、代わりに劇場を本拠にしているオーケストラが映像に合わせて演奏する。

 ゴジラの音楽は、作曲家の伊福部昭(2006年に91歳で死去)が担当。映画音楽の名作として知られている。全曲を演奏し、オーケストラの上に設置したスクリーンに、俳優の声や効果音は残った映像を映し出す。伊福部に師事した和田薫さんが指揮する。

 第2部として「当時のスタッフがデジタル時代の現在にいたら、どんなゴジラ映画を目指すか」をテーマに話し合う「仮想座談会」もある。富山さんの進行で、第71回毎日映画コンクール(16年度)で日本映画大賞を受賞した「シン・ゴジラ」の准監督・特技統括を務めた尾上克郎さんと、音楽プロデューサーの岩瀬政雄さんが「ゴジラの生みの親」たちに成り代わって話し合う。

 当日は午後2時開演。チケットはS席7000円、A席6000円、B席5000円など。問い合わせはアルテリッカしんゆり事務局(044・952・5024)。【市村一夫】

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