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「30キロまではこの程度」強心臓3位・吉田の輝く「将来性」 別大マラソン

3位でフィニッシュする吉田祐也=大分市で2020年2月2日午後2時7分、徳野仁子撮影

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 第69回別府大分毎日マラソン大会(毎日新聞社など主催、日本陸上競技連盟など後援)が2日、大分市の高崎山・うみたまご前をスタートして大分市営陸上競技場にフィニッシュする42・195キロのコースで開かれ、ハムザ・サリ(モロッコ)が2時間8分1秒の大会新で初優勝。青学大4年の吉田祐也が初マラソン記録と学生記録で日本歴代2位となる2時間8分30秒で日本人トップの3位に入った。

 フィニッシュする直前、トラックの最終コーナーを回りながら吉田が帽子を取り、右手を突き上げた。日本学生記録には18秒及ばなかったが3位の好結果。「達成感と充実感に対して手を上げた」と振り返った。

 序盤から先頭集団につけ、38キロ付近から海外勢2人との勝負になった。約1キロ並走したところで中継車のタイマーが目に入り、学生記録更新を狙えるペースだと気づいたという。「残りを1キロ3分2秒ならいける」と加速。引き離しきれず、2人に逆スパートをかけられて以降は差を広げられたが学生、初マラソンとも歴代2位の好記録をマークした。

 4年生で初出場した今年の箱根駅伝で4区の区間記録を更新。卒業後は引退すると決めていたため、箱根の数日後に青学大の原監督から別大毎日出場を打診されるまで、マラソン挑戦は「全然考えていなかった」という。

 だが箱根を自信に出場を決断。「駅伝とマラソンは別もの。浮かれた気持ちでは、はね返される」と、1カ月足らずで30キロ走を3本こなすなどし「終盤の苦手な下りで無駄に足を使ってしまったけど、30キロまではこの程度なんだという感じだった」と言ってのけた。

 レース後も「競技を続けるか否か明確には言えない」と述べるにとどめたが、日本陸連の瀬古利彦・マラソン強化戦略プロジェクトリーダーは「ひょうひょうと走る姿は初マラソンとは思えなかった。将来性がある」。五輪イヤーに現れた新星への注目は増すばかりだ。【野村和史】

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