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特集ワイド

中東で海自に何させたいの? 政府、「調査・研究」根拠に派遣 攻撃受ければ現場に迷い

家族らに見送られ、活動拠点のジブチに向け出発する海上自衛隊のP3C哨戒機=那覇市の海自那覇航空基地で2020年1月11日、徳野仁子撮影

 安倍晋三政権のこの決定は、将来の日本に何をもたらすのか。中東海域への自衛隊派遣である。トランプ米大統領が各国に参加を呼びかけた海洋安全保障イニシアチブ(有志連合)。その枠組みについては、政府は「見送り」を決めたが、独自にP3C哨戒機2機と護衛艦1隻を送り込んだ。活動期間は12月26日まで。そこで何をするのか。どんな危険が潜むのか。専門家らに問題点を聞いた。【鈴木美穂】

 中東情勢は年明けに激変した。トランプ氏がイラン革命防衛隊のソレイマニ司令官を殺害した報復として1月8日、イランがイラク国内の米軍駐留基地をミサイルで攻撃、両国の軍事衝突の懸念が高まった。この事態を受け、安倍首相によるサウジアラビア、アラブ首長国連邦、オマーンの中東3カ国歴訪は一時延期が検討された。だが、昨年12月27日に政府が閣議決定していた海上自衛隊の中東派遣は見直されることはなかった。

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