冬の味覚・イノシシ。野趣あふれる味が魅力だが、延岡市のシシ肉・シカ肉販売店「まつだ屋・ジビエ」が提供するシシ肉は、獣臭さがなくジビエの概念を変えるとの評判だ。東京の有名レストランのシェフらが絶賛するという肉を味わってみた。
「まずは食べてみらんね」と運営会社「マツダコーポレーション」の松田秀人社長(70)がフライパンでイノシシのロースとバラを焼き始めた。
まず、匂いをかいだが、獣臭さがない。塩こしょうのみの味付けで焼きたてを頰ばった。肉と脂の甘みが口に広がった。特に脂が甘くてうまい。「カシなど自然の木の実を食べて育つ野生のイノシシならではだよ」と松田社長。コリコリとしたシシ肉の皮ならではの歯ごたえも楽しい。数枚をぺろりと平らげた。「肉を焼いた後に残る脂でチャーハン作ったら最高よ」
この記事は有料記事です。
残り614文字(全文959文字)
毎時01分更新
乳幼児健診を受けていない子どもが保護者らの虐待を受けて死亡…
世界各国・地域に独自の文化がある。情報発信を担う駐日大使や…
新型コロナウイルスの患者用病床の「供給源」として、民間病院…