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100年カンパニーの知恵

太陽油脂/中 「ココリン」で苦境脱出

「ココリン」と書かれた煙突は地元のシンボルだった=1973年撮影、太陽油脂提供

 <since 1919>

 1950年9月、太陽油脂はショートニングの製造に成功し、販売を開始する。日本で初めてのことだった。ショートニングは19世紀、ラードの代用品として米国で生まれ、製菓や製パンに使われた食用油脂だが、日本には手がける企業がなかった。

 マーガリンも食用油脂だが、製造方法が違う。マーガリンは精製した油脂に乳や食塩などを加えてつくるが、ショートニングは精製した油脂にガスや乳化剤などを加える。ショートニングを使うと、ふっくらと焼きあがるため、焼き菓子や揚げ油にもよく使われる。

 その年の6月、朝鮮戦争が起こり、ヤシ油の原料であるコプラの価格が特需景気で高騰。翌51年3月には最高値を付けた。ところが、休戦の兆しが見えると相場は一転して暴落し、太陽油脂は52年3月期、約1億円の損失を出す。

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