新型肺炎 感染者足取り、公表に差 厚労省慎重、個人の特定防ぐ 大阪府積極的、不安軽減図る

  • はてなブックマーク
  • メール
  • 印刷
山梨県富士河口湖町には、富士山観光で外国人が多く訪れる。県は感染したバス運転手が県内に滞在したと明らかにしたが、具体的な場所は公表していない=1月30日、高田奈実撮影
山梨県富士河口湖町には、富士山観光で外国人が多く訪れる。県は感染したバス運転手が県内に滞在したと明らかにしたが、具体的な場所は公表していない=1月30日、高田奈実撮影

 新型コロナウイルスの感染者がどこに滞在していたのかを巡り、厚生労働省と都府県の一部で公表範囲の差が目立っている。厚労省は「感染力が強まれば広く公開する場合もあるが、今はその状況にない」と慎重姿勢を崩さない。一方、大阪府などは「情報が少ないとかえって不安になる」と、感染者の詳しい足取りについて独自公表に踏み切っている。【津久井達、阿部亮介、内田幸一】

 「国があまりに情報開示しないので、違うやり方でやっていく」。大阪府の吉村洋文知事は1月31日、国の姿勢を批判し、独自に感染者情報を開示する方針を改めて強調した。

この記事は有料記事です。

残り1429文字(全文1686文字)

ご登録から1カ月間は100円

※料金は税別です

あわせて読みたい

注目の特集