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第74回毎日映コンの顔

/中 渡辺歩/池脇千鶴/吉澤健

毎日映画コンクール・アニメーション映画賞の受賞がが決まった渡辺歩監督=東京都武蔵野市で2019年12月25日、竹内紀臣撮影

 第74回毎日映画コンクール受賞者インタビューの2回目。中堅、ベテランの俳優、監督らは思いがけない受賞を喜ぶ一方、日本映画への思いを熱く語った。

 「一番ほしい賞だったので最初は信じられなかった。今作はポピュラーな作品ではないので難しいかと思っていたのですが」と控えめに喜びを語った。

 受賞作は、五十嵐大介の同名漫画が原作。中学生の少女が、ジュゴンに育てられた2人の少年と出会い、海や生命の不思議な力に触れる。独自の世界観がファンからの支持を集める原作だが、その絵を見事に動かしアニメならではの表現に成功。特に「水」の映像は高く評価された。「今作は、長きにわたって受け継がれてきた人の手による作画と、CG(コンピューターグラフィックス)を組み合わせた」といい、「まるで文化祭前夜のようないつまでも作っていたいと思う幸せな仕事でした」と話す。

 高校生の時に宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」を見た感動が、今の仕事に就くきっかけの一つとなった。同作など数々の宮崎作品で音楽を担当した憧れの久石譲と今作では共に仕事ができた。「夢がかなった。『画面と音楽の間の余白にお客さんが入れるように』という認識を一致して作れたのがうれしい」と声を弾ませる。

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